では、実際に質屋を利用してみましょう。
質屋に行く際は質とする物品と身分証明書を持って行きます。
まずはスタッフから、お預かりについてなどの説明がされ、説明に了承したら、質として物品を預けることになります。
質として預ける物品はスタッフによって査定がされます。
この査定によっては借りられる金銭の額が決まります。
査定で高値がつくにはできるだけ買った状態に近い方がよく、例えば、電化製品などでは箱や部品、説明書などが全て揃っている状態がベストです。
ブランド品などについても、バッグのカバーなどがあれば、揃えて持っていきましょう。
その他、骨董品や美術品などの稀少価値があるものを預ける場合は、きちんとした適正価格がわかる鑑定士がいる質屋で預ける様にしましょう。
また、既に買取を考えている場合は買取価格の方が高値がつくと予想されるので、事前に買取の旨を伝える様にしましょう。
査定額に納得がいけば、取引となります。
本人を証明できる身分証明書を提出します。
質札が発行されて、現金が渡されます。
質札というのは、物品を預けているという証明となるもので大切なものです。
物品の受け取りにはこの質札が必要になります。
質を預けたら、後は質預かり期間内に返済をすればOKです。
期間内に返済ができなくても、質流れといって、預けた物品がその代わりとなりますので、心配はいりません。
質預かりの期間については、質屋の方から連絡がくるということはないので、自分でしっかり管理しましょう。